CSV、XMLとテキスト

CSVデータからの抽出3選と「前ゼロ付加桁数」

【1】最も設定が簡単な「変換(CSV→抽出データ)」手順 in1.csv 「変換(CSV→抽出データ)」手順で、[b. 入力の1行目をヘッダとみなしますか?] を「はい」にします。 ただし、1行目のヘッダ項目に、XML標準としては不正な文字が含まれる場合は、エラーとなり…

繰り返し基準ファイルとして「テキスト/CSV形式」を指定する

CSV形式やExcelシートから値を作業変数にセットする https://xoblos.hatenablog.jp/entry/2022/09/30/065249 上記の記事では、繰り返し基準ファイルとして抽出データ(xoBlos XML形式)を使いましたが、 CSV(テキスト+カンマ区切り)形式や、テキスト+タ…

xobQuery:クエリ(SQL)省略型でデータ形式を変換する

DB処理原型の青写真 コマンドライン引数のサンプル -i INPUT\input.csv/work -h -q "SELECT * FROM work;" -o OUTPUT\output.xml クエリ(SQL)省略型の青写真 全件(全レコード)を形式変換のみで処理するときは、クエリ(SQL)が省略できます。 コマンドラ…

xoBlos データナビゲーションマップ

データナビゲーションマップ 楕円形の図形は、データを登場人物としたステージ(舞台)であり、xoBlos の各手順種(ツール種類)に対応します。画像をクリックすると拡大します。 凡例:登場人物ならぬ、登場データ Excel ファイル(xls、xlsx、xlsm ファイ…

Designer:CSVファイルの2行目以降(データ行)を出力する

前回の記事で、CSVファイルの1行目(ヘッダ項目行)を切り出す方法を記載しました。 Designer:CSVファイルの1行目(ヘッダ項目行)を切り出すhttp://xoblos.hatenablog.jp/entry/2020/02/11/100044 同様の手法で、CSVファイルの2行目以降(データ行)を出力…

Designer:CSVファイルの1行目(ヘッダ項目行)を切り出す

他システムから連携された次のようなCSVファイルがあったとします。 INPUT\in.csv プロジェクト,金額(売上),金額(原価) プロジェクトA,1000,500 プロジェクトA,3300,2000 プロジェクトA,1500,800 プロジェクトB,2200,1000 プロジェクトB,2500,1300 プロ…

Designer:CSV 高速抽出時の一時ファイル問題解消

Cドライブに蓄積されない! 前回記事の、CSV ファイルを高速エンジンで抽出する際に出来上がる一時ファイル件ですが、2019/03/21 リリース時の「v1.7.3.2」では、この問題が解消されています。Designer のアップデートは、細目に確認/実施して参りましょう…

Designer:複数の CSV を一括抽出

繰り返しの設定は必須 抽出元が複数の Excel である場合は、ワイルドカード「*」の曖昧指定と「%BOOK%」「%SHEET%」の活用ですんなり対応出来ました。では、複数の CSV はどうでしょうか。 手順種『変換(CSV→抽出)』は、『a.入力ファイル名(必須)』項に…

Designer+xobQuery:重複の取り除き「DISTINCT」

設定内容を持ったファイル 前回記事で、三つ目の繰り返し基準ファイルの作成法をご案内しました。今回は xobQuery での作成法を示しましょう。 こちらは XML to XML や CSV to XML が可能ですので、「一時生成~再抽出」の工程より、手順を一つ節約すること…

Designer:xobQuery のヘルプページ

ヘルプページ xobQuery のヘルプページはこちらになります。インターネットへ接続出来ない方は、製品をインストールした際に、下図の(いずれの方法でも)階層へアクセスするとヘルプページファイルが確認出来ます。 業務で使用する際には、下図のように手順…

Excel:「SYLK」ファイルのエラー

冒頭項目「ID」の落とし穴 ‥‥筆者は人にサンプル業務を提示する時や、急ぎのテストデータを作る時、上図のような簡単なものを用意します。一先ず、これだけあれば大凡のパターン(単票/クロス表/シート分割/ブック分割/集計/並べ替え/エリア生成/対象…

Designer:繰り返し数の判断基準ファイル

項目名が無い CSV 繰り返し処理で、繰り返し数の判断基準となるファイルは、XML 以外にもテキスト(TXT)や CSV 形式も設定可能です。XML は下図のように、データだけではなく項目名持っていますので、項目変数「$(item:"項目名")」も使用可能であり、「$(it…

Designer:項目名(XML要素名)に使える文字は?

xoBlosで扱うXMLの入力項目、出力項目は項目名を持ち、xoBlos制御シートで名前を設定することができます。項目名(XML要素名)に使える文字は、XML勧告で定義された通りで、xoBlos独自の解釈は行いません。 スペースは使えません。 半角カタカナ、全角数字、…

表データと相性の良いxoBlos XML構造

xoBlosが内部で扱うXMLのデータ構造は、極めてシンプルなものです。 次に、その実際のXMLデータの一例を示します。 <Root> <ROWS> <月度>6</月度> <顧客名>ファンキー商事</顧客名> <商品名>ボードゲーム</商品名> <売上高>1620000</売上高> </ROWS> <ROWS> <月度>6</月度> <顧客名>ムーンライト物産</顧客名> <商品名>地球儀</商品名> <売上高>32…

Designer:CSV のヘッダに XML で使用できない文字がある

XML で使用できない文字 xoBlos でデータ抽出を行うと、XML ファイルができますね。このファイルから、1手順で CSV ファイルに変換することができます。 対象手順の設定画面には、『b. 1行目にヘッダを出力しますか?』という機能が置かれています。デフォル…

Designer:CSV ファイルの Excel 抽出時の注意点

CSV の正式な確認方法 xoBlos の業務で、入力データとして登場するファイル形式の一つ、CSV。Office を入れられている方からすれば、「Excel の一種!」というご意見が挙げられることもあるでしょう。 しかし Excel と思われてしまうのは、『アプリケーショ…

Designer+Windows:項目数が不揃いなCSVレコードの合成

EDI(電子データ交換)などではよく見かける、ヘッダーレコード、ボディ(本体)レコード、トレーラーレコードの3部構成仕様のCSVレコード(テキスト+カンマ区切りレコード)があったとします。 0,5 1,apple,リンゴ 1,banana,バナナ 1,cat,ネコ 1,dog,イヌ …

Designer:『非出力項目』の役割

どういう時に使うの? データ抽出の際、作成される XML ファイル内に不要な項目があれば、キーワード『非出力項目』を「yes」にすることで、出力を阻止することができます。上図で、もし「その他情報」が要らない場合は、「その他情報」の列に「yes」を設定…

Designer:抽出データ編集のエラー

制御シートとは別の設定ファイル。 xoBlos の基本である、データの「抽出」と「生成」。その間に「加工」という編集の工程が入る場合も勿論あります。加工方法は様々あり、中間処理として「加工の為の生成」と「加工生成した情報の抽出」と、2手順いれること…

エラー:XMLのタグ名として適さない文字が含まれています。

Designer画面でのエラーメッセージ 「XMLのタグ名として適さない文字が含まれています。」というエラーメッセージが出るとき。 この例では、"売上高(実績)" という項目名の中の、"(" と ")" という文字が適していないケースです。 原因と対処方法 抽出処…

Excel:XMLファイルをExcelで簡単に開く方法(チェック用途)

xoBlosで扱う中間ファイルとして頻繁に登場するXMLファイルですが、通常XMLファイルをダブルクリックすると、拡張子 .xml に関連付けられたブラウザやメモ帳などがXMLファイルを開いてしまいます。下図はIEで開いた例です。 xoBlos Designerで手順を実行後に…