corabo:時間のかかる業務の実行に失敗するとき

業務定義が Designer では正しく動くのに、corabo では次のようなエラーになってしまう場合があります。

xoBlosサーバの処理が既定時間内に完了できませんでした。要求チャネルは、応答を待機してから 00:00:59.6601562 後にタイムアウトしました。Request の呼び出しに渡すタイムアウト値を増やすか、Binding の SendTimeout 値を増やしてください。この操作に割り当てられた時間は、より長いタイムアウト時間の一部であった可能性があります。 'http://xxxxxxxxx/AraelServer/basicHttp' に対する HTTP 要求が、割り当てられたタイムアウト時間 00:00:59.8750000 を超えました。この操作に割り当てられた時間は、より長いタイムアウト時間の一部であった可能性があります。操作はタイムアウトになりました。

これは、xoBlos の処理が終わるまで待機する制限時間を過ぎても、処理が終わらなかったことを示しています。このエラーが出ても、処理は継続して行われています。このエラーメッセージを出ないように、corabo の web.config ファイルを編集して、待機する制限時間を延長します。 

このファイルは、xoBlos のインストールフォルダの下の web\corabo フォルダにあります。これをメモ帳などで編集します。

以下の部分を見つけるのは大変ですが、がんばって探してください。

<!-- メインサービスの接続用設定 -->
<binding name="basicHttpBindingConfig" maxBufferSize="100000000"
maxBufferPoolSize="524288" maxReceivedMessageSize="100000000"
messageEncoding="Mtom" sendTimeout="00:01:00" >  ←この値を大きくする

この値の修正例:

10分 → "00:10:00"

60分(1時間) → "01:00:00"  ("00:60:00" ではエラーになります

 

設定を変更した後、再起動は必要ありません。