Designer:データを分類して別々のシートに出力する(制御シート)

目標(GOAL)

例えば、「営業所」別にデータをシート分割する。

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例えば、「顧客名」別にデータをシート分割する。

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ひな形シート

同じひな形シートを使ってみます。表示不要な列は非表示にしておきます。

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生成(インポート)制御シート

「営業所(組織レベル3)」別の場合。[シート分割] キーワードで、項目名「組織レベル3」を指定します。隣の「%組織レベル3%」は、「組織レベル3」の値をシート名に指定しています。

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「顧客名」別の場合。[シート分割] キーワードで、項目名「顧客名」を指定します。[並べ替え] キーワードで、「顧客名」を並べ替え優先順位の 1 にしています。

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上記の制御シートの例では、説明しやすいように制御シートの列を非表示にした部分がありますが、非表示にしても表示にしても、xoBlosでの結果は同じになります。

「シート分割」キーワード(『制御シートリファレンス』より抜粋)

出力を複数のシートに振り分けて作成するとき、振り分ける基準とする「基本入力」の「入力項目名」と、シート名を決定するパターン(注4)を指定します。シート分割は追加入力と同時には指定できません。

(注4)シート分割のパターンについて

シート分割指定により複数のシートが作成されますが、そのシートの名前の付け方を指示するパターンを書きます。

パターンにある%XXX%はもしXXXが基本入力の項目名であれば、そのシートに対応するデータの最初のデータのXXXの中身で置き換えられます。

また、%#%は作成するシートに振った連番によって置き換えられます。

例: %事業所%売上_%#% とすると東京事業所_3などのシート名になります。

パターンに一致したシートは再作成されますが、一致しなかったシートは元のシートが残りますので、注意してください。

例えば、パターンが「実績_%支店%」となっていて、すでに「実績_東京」と「実績_大阪」というシートがあるブックにImportをして、東京支店のデータしかなかったら「実績_大阪」は古いシートがそのまま残ります。