Excel の親切機能に笑顔で対応する

親切が "仇" に。

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上図は一見して、特に難しくはない抽出用の制御シートですが、作成途中です。出力項目である「売上」は、セル「AUG2」を対象にしたく‥‥更に隣のセル「AUH2」からは、「bve」という項目名として抽出を行おうとしています。

しかし作成者は、頭を抱え込んでいます。一体どうしたのでしょうか。‥‥列が「AUG」という、果てしない範囲に困惑しているのでしょうか?いいえ、実際に 3000列程の項目を取り扱ったお客様も前例としてあります。

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作成者は、セル「AUG2」と値「bve」をひたすら入力しています。ところが上図の状態が繰り返されるだけで、いつまで経っても完成しません。

AUG2」という入力に対し、Excel は「August の 2(8月2日)」と解釈し、親切に日付書式に変えてくれます。

一方「bve」に対しては、Excel は「キー[b]とキー[v]は隣同士であるから、ユーザはタイプミスしたのかな?そうすると英単語の『be』と入力したかったのかな?」と解釈し、これまた親切に正しい文字列に変えてくれます。

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AUG2」を A1 表現しなければ良いのでは?という方。「(2,1229)」では、新たな問題に直面することでしょう。その為、セルの書式を予め文字列にしてから再入力することで、本件は解消します。‥‥「bve」は上図のように、入力文字の自動修正(オートコレクト)機能の設定に及びます。変更、削除等は皆様次第です‥‥

Excel に限らず、Word や PowerPoint 等といった Office 製品が、大抵デフォルトで設定されている事項です。「bve」等を実値として扱われる方は、この仕組みを不親切と捉えられるかもしれませんね。