corabo:セキュリティ例外設定

Windows 標準のアプリ/xobQuery の実行許可

前回記事で、「ServerSettingWindow.exe」の設定について記しましたが、ここ最近のバージョンでは「xoBlosLockService の実行設定」ではなく「セキュリティ例外設定」と表現しています。(実行/設定方法は従来と同じなのでご安心ください。)

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さて、今回はその中でも「外部アプリケーションの実行」手順を持った業務の、実行許可を行う部分に触れてみたいと思います。Windows 標準の機能である――コマンドプロンプト処理やスクリプト処理の作成に慣れている、或いは現行の運用で使用している方は、xoBlos の外部アプリの実行にも活用なさることがあるでしょう。しかし出来上がった業務ファイルを、Designer 単独で動かす分には何も問題ありませんが、corabo へ乗せるとなるとセキュリティ例外設定が必要になります。

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使用する外部アプリは、xoBlos の業務一式の(フォルダの)内側にあれば判断し易いのですが、Windows 標準のプログラムは決められた場所にあるので、注意が必要です。‥‥設定をし忘れる方が結構いらっしゃいます。特に、上図の『b.実行するファイル(必須)』項に慣れて「%ComSpec%」を手打ちされる方、或いは前項の『a.関連付けられたアプリケーションで実行しますか?』項を「はい」にし、アプリ本体ではなく処理ファイル(バッチファイルやスクリプトファイル)を指定される方‥‥

これにより、corabo 上で出るエラーメッセージに対し、「何をどう許容すれば良いのか?」となる可能性もあります。環境変数が設定されていたら、上図右方の「環境変数」一覧の「値」から、対象を特定しましょう。スクリプトの実行プログラムに関しても、対象はコマンドプロンプトと同じ階層に置かれている筈です。

また、「::\helper\xobQuery.exe」を設定し、『xobQuery』を実行している方は、xoBlosHome 下を許容設定してください。

C:\Windows\System32\cscript.exe  ‥‥ コンソール向け
C:\Windows\System32\wscript.exe  ‥‥ 対話向け
C:\xoBlos\bin\helper\XobQuery.exe ‥‥ xobQuery