セル結合項目を選択する
生成キーワード『セル結合』は、連続するデータのキー項目が同値である場合、見映え良くする為にセルを結合させる仕組みを持っています。上図のデータを抽出し、項目「売上」を除く各キー項目を、全てその対象にしてみましょう。
項目「○○ID」と「○○名」は、1:1の関係です。それならば「○○ID」のみ、分類にして仕舞えば良さそうですが‥‥
結合を有効にしているのにも拘らず、期待する出力結果に成りませんでした。生成キーワード『セル結合』は冒頭のとおり、キー項目に対して設定できます。つまり『区分』が「DATA」である項目には、機能しません。
さてそれでは、項目「○○名」を結合させるにはどうしたら良いでしょうか。「キー項目にして初めて『セル結合』が機能するならば、全部分類にして仕舞えば良い!」というご意見もありましょう。‥‥正解ではありますが、それでは今後、分類項目が増えて仕舞ったらどうしましょう。分類は、大大大分類/大大分類/大分類/中分類/小分類/詳細行の、6種類しかありません。
上図のように、『区分』が「DATA」であっても、セルを結合させる方法があります。それぞれに分類名称がいれられていますが、これは「その分類を設定している項目と同水準にセルを結合する」という意味が込められています。ID と名称の関係は1:1なので、有効な設定になりますね。
仕組みをより理解し易いように、試しに「分類の逆転」も行ってみましょう。項目「拠点名」は「拠点ID」に紐付くものですが、これを下位のキーである「部門ID」と同水準にセルを結合させてみましょう。下図のような出力結果を、得られるようになります。