Designer:改行記号を抜く

目標(GOAL)

Excelシートのセルデータの中に改行記号が含まれ、これを出力時に取り去りたいときがあります。改行記号は、備考やコメント欄として使用されるセルに入っていることが多く、後々、CSVファイルなどへ出力するときに邪魔になる場合があります。

また、Windows以外のプラットフォーム(LinuxMac OS など)から連携されたデータを処理する場合、データ中の改行コードが Windowsの場合と異なることがあり、これも意識せず改行記号を取り去りたいというニーズもあります。

Excel表から抽出」手順の設定

[出力項目の設定]-[改行記号を抜く] を "yes" にして、改行記号を削除したい項目に設定します。

この設定により、改行コードが削除されますが、下記のように、CR(キャリッジリターン)のみ、 LF(ラインフィード)のみの場合も、CR+LF(Windows)の場合も、意識することなく削除できます。

プラットフォームによる改行コードの違い

Mac OS    CR(キャリッジリターン)  16進コード 0d

Linux     LF(ラインフィード)     16進コード 0a

Windows    CR+LF             16進コード 0d0a