「野菜を販売する」企業についてのシステム分析の練習を試みます。
を試してみましょう。
まず、無念無想でもっとも大雑把なユースケース図を描いてみます。
アクターは取りあえず「野菜販売者」にしましたが、ここで調整してみてください。
システム分析しようとしている業務やシステムを見たときに、この野菜販売者にあたるのはどんなアクターでしょうか?
生産者(農家)、出荷団体(農協など)、卸売市場、卸売業者、仲卸業者、小売業者(小売商店、スーパーなど)。
それから、生産者(農家)でない場合は、「野菜を仕入れる」というユースケースもある筈です。ここまでで、仲卸業者(兼デリバリサービス)がアクターのシステムだとして、ユースケース図を描き直します、
「野菜を仕入れる」ユースケースの方にも、生産者(農家)、市場、卸売業者などのアクターが居る筈ですが、ここでは省略します。
ただし、上図だと野菜を購入するアクターを列挙し過ぎている感もあります。システム分析の最初の段階では、次の図ぐらいに抽象的でハイレベルな図の方がいいのです。野菜を購入するアクターは「顧客」と名付けました。