カレントディレクトリ(フォルダ)のフルパスを取得する

業務定義ファイル(.xbt または .xob ファイル)があるフォルダのフルパス名を取得し、変数に格納して利用するサンプルです。

カレントディレクトリ(フォルダ)のフルパスを、「外部アプリの実行」手順で取得します。(出力結果は CD.txt に保存)

カレントディレクトリを返す環境変数 %CD% を、echo コマンドで CD.txt に出力(リダイレクト)しています。

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CD.txt を繰り返し基準ファイル(1回実行)にして、項目変数として利用します。

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この例では、生成用制御シートの「固定値」キーワードの指定値(セル I15)を、制御シート書き換え設定で、項目変数 "Item1" に書き換えています。

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該当変数を業務の中で何回も使う場合で、毎回繰り返し手順を設定するのが面倒な場合は、項目変数の値を1回だけ作業変数にセットして使用する手法もあります。 $(tmp:カレントフォルダ) のような形式で使用できます。(次の記事は、業務変数からセットする例ですが、項目変数からも同様にできますので参考にしてください。)

業務変数(入力パラメータ)から作業変数を計算する https://xoblos.hatenablog.jp/entry/2021/09/05/140108