生成用制御シートの「区分」キーワードに関する記事です。
分類項目に指定できる「区分」には、階層の大きい方から数えて、大大大分類、大大分類、大分類、中分類、小分類、詳細行の6種類があります。
よくある質問として「分類が6階層を超えるとき、どのように指定するか?」というのがあります。例えば、
大大大分類 事業部
大大分類 部
大分類 課
中分類 顧客コード
小分類 商品区分
詳細行 商品コード
という分類階層の上に、「年度」という分類項目を指定したいときです。
もし、金額など数値の集計(加算)や、レコードの集約だけが目的の場合は、「取得データの組合せ」キーワードを活用してみてください。
%事業部%_%部%_%課% という組合せで大分類項目の「#担当部門」、%商品区分%_%商品コード% という組合せで小分類項目の「#商品」のように結合します。入力項目名には先頭に # を付けるのと、_(アンダーバー)を入れて結合することを忘れないでください。こうすれば、大大分類項目「年度」が指定できます。
この手法は、分類階層が多いときで、処理速度を改善したいときにも使えます。レコード集計やレコード集約だけの目的であれば、極端な話、全分類項目をアンダーバーで結合し、大分類項目のように組合せれば、処理速度がアップします。