属性(Attribute)という便利な言葉

商品名 用途 大きさ 形態 対象者 材質 値段
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靴(シューズ)の販売分析、マーケティングブランディング、データベース設計などを行うとしたら、まず手軽に始められるのは、Excelを使って商品の持っている観点を洗い出すことです。この観点は、カテゴリー、分類、属性などとも呼ばれます。

特に属性(attribute)という言葉は、IT用語、データベース用語ではお馴染みですが、マーケティングブランディングでも多用される便利な魔法の言葉なのです。

 

属性(Attribute)

どのような商品も、色、形、大きさ、重さ、素材、価格などそれぞれ異なる範疇に属して区別、分類することができる。この質的に区別できる、それぞれの範疇を「属性」という。

例えば、歯磨きの効能・効果の属性としては、「口臭予防」「歯周病予防」「虫歯予防」「美白効果」などの属性が存在し、この属性・区分にしたがって、持つべき製品特徴やブランド展開が考えられている。

歯磨きには、このような効能・効果の属性だけでなく、色、容量、原料、形態、価格などの属性も存在する。

引用文献: 「売れるもマーケ当たるもマーケ マーケティング22の法則」共著:アル・ライズ/ジャック・トラウト 訳:新井喜美夫 発行:東急エージェンシー

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関係(relation)
関係(relation)は普通、表(table)として表す。属性(attribute)は表の列に対する見出しであり、表の行が組を表す。したがって表と関係とを区別せずに用いる。

属性(attribute)

関係(relation)の属性とは、関係を表した表の列に対する名前であり、属性値は列の内容のことである。

引用文献: 「PROLOG データベース・システム」発行:近代科学社 原著者:D. リー 翻訳者:阿部憲広