Designer:CSVファイルの2行目以降(データ行)を出力する

前回の記事で、CSVファイルの1行目(ヘッダ項目行)を切り出す方法を記載しました。

Designer:CSVファイルの1行目(ヘッダ項目行)を切り出す
http://xoblos.hatenablog.jp/entry/2020/02/11/100044

同様の手法で、CSVファイルの2行目以降(データ行)を出力するには、typeコマンド(またはGet-Content コマンド)を次のように記述します。

実行するファイル:%ComSpec%
コマンドライン引数:/c powershell (type "INPUT\in.csv")[1..((type "INPUT\in.csv").Length-1)] > "WORK\body.csv"

[開始行番号..最終行番号] 形式で、0番始まりの行番号を指定していて、開始行番号は 1(2行目)で明白ですが、最終行番号の指定方法がちょっとわかりにくいですね。Lengthでファイルの全体行数をとれるので、Length-1で最終行番号が取得できます。

入力ファイルパスを2カ所に指定しなければならないため、業務変数で INPUT_CSV のような変数を設定しておき、次のように記述するとスマートです。

実行するファイル:%ComSpec%
コマンドライン引数:/c powershell (type "$(val:INPUT_CSV)")[1..((type "$(val:INPUT_CSV)").Length-1)] > "WORK\body.csv"