スゴ技!ゾブロス

情報ピッキングのアイデア(シート名に★記号などを付けておく)

Excel表からデータを抽出する業務で、入力ブックのシート名を指定するときですが、シート名が定まらない(一定の名前ではなく変更が多い)ケースはよくあります。また、シートが複数あるケースで、その都度xoBlos側で指定しなくても、入力ブック側に印を付け…

グループ化とグラフでデータ分析の新次元へ

Excelの「グループ化」機能と「グラフ」機能は、比較的簡単に設定でき、経営資料や業務管理資料を素早く作成し、データ分析と業務改善、経営判断スピードアップに貢献できる機能です。 Excelの「グループ化」機能、「グラフ」機能、xoBlos(ゾブロス)の合わ…

手順ドキュメント化ツールを作ってみよう (7)

前へ このシリーズ記事も最終回となります。 手順ドキュメント化ツールの全貌 2種類のパターン判定手順 これまでの記事では解説していなかった、どのようにxbt(または xob)ファイルから抽出したデータによって2種類のパターンを判断するかの手順は次のよ…

手順ドキュメント化ツールを作ってみよう (6)

前へ 次へ 制御ブックを入れた [CTL] フォルダ [CTL] フォルダを見てみましょう。これまで作成した制御ブックである、データ生成0.xlsx、データ抽出0.xlsx の他に、 データ生成1.xlsx、データ抽出1.xlsx と別の制御ブックがあります。 データ生成1.xlsx、デ…

手順ドキュメント化ツールを作ってみよう (5)

前へ 次へ 前回記事までで、業務ファイル(手順定義情報)からの抽出データ全項目(全タグ)を、Excel表にインポートしました。 次に、このExcel表のレイアウトを利用して、「手順名」を抽出します。 「手順名」を抽出する制御シート 「固定値」キーワードに…

手順ドキュメント化ツールを作ってみよう (4)

前へ 次へ 全項目のExcel表を生成する 前回記事までで、手順などの定義情報を、抽出データ(xoBlos XML形式)にする所まで終わっています。次に、この抽出データの全項目(全タグ)を、Excel表にインポートして生成します。以下が「Excel表を生成」手順のひ…

手順ドキュメント化ツールを作ってみよう (3)

前へ 次へ 「変換(XML→抽出データ)」手順 前回記事までで、xoBlos 業務ファイルを xob.xml というファイル名にして [WORK] フォルダの下にコピーする所まで終わっています。 次に、デザイナの [新しい手順]-[抽出データを作成する]-[XMLファイルから] メニュ…

手順ドキュメント化ツールを作ってみよう (2)

前へ 次へ 「手順ドキュメント化ツール」のフォルダ構成 xoBlos「手順ドキュメント化ツール」は、デザイナ(xoBlos クライアントまたは Designer)で作成してデザイナで実行します。 上図のようなフォルダ構成のもとで、手順ドキュメント化.xob (または .xb…

手順ドキュメント化ツールを作ってみよう (1)

次へ 背景 システム開発や業務アプリ開発には必ずついてくるテーマの一つに、システム、業務アプリの文書化(ドキュメンテーション)の問題があります。 xoBlos(ゾブロス)業務アプリの場合、業務定義ファイルをデザイナで開くと、入出力ファイルの対応関係…

アノテーション彩色(項目の値により色を塗る)

アノテーション(annotation)へのアプローチ 関連する情報(メタデータ)を注釈として付与することをアノテーション(annotation)と呼び、昨今のAI技術でも重要な 技術として注目されています。 この記事では、xoBlos(ゾブロス)ならではのアノテーション…

Excelブック名をデータとして活用する。この情報はどこからやって来たか?

データ収集系の仕組みを構築しているとしましょう。データ収集は、xoBlosの活用法として頻繁に使われる分野です。例えば、数百から数千の大量のExcelブックが存在し、そこからデータを抽出して、数万行のリスト形式データを作成する業務の場合、出力結果に欲…

Designer:ひな形の在り方

大きく二種類(および、その複合パターン) xoBlos の生成処理で、生成するレイアウトのベースとなるのは雛形シートです。これは、大きく分けて二つの作り方があります。一つは、最低限必要な(共通する)レイアウト部分を用意すること。もう一つは、既存情…

1シートの中に複数種類のマイクロ表を作成する

1シートの中に、次のような複数種類のマイクロ表を作成したい場合、どうしたら良いでしょうか?----------------------固定部分 A表 B表 C表---------------------- このような場合は、既存生成法(制御シートと生成先シートが別ブック)を応用し、次のよう…

Designer:[開いたブックをキャッシュしますか?] で効果が出るケース

「Excel表から抽出」手順の設定画面で、[オプション設定] にある [開いたブックをキャッシュしますか?] についてです。 設定画面でのガイダンス: 同じ入力データ内の複数のシートを処理する場合、一度開いたブックをメモリに常駐させることで高速化するに…

Designer:改行記号を抜く

目標(GOAL) Excelシートのセルデータの中に改行記号が含まれ、これを出力時に取り去りたいときがあります。改行記号は、備考やコメント欄として使用されるセルに入っていることが多く、後々、CSVファイルなどへ出力するときに邪魔になる場合があります。 …

Designer:CSV 高速抽出時の一時ファイル問題解消

Cドライブに蓄積されない! 前回記事の、CSV ファイルを高速エンジンで抽出する際に出来上がる一時ファイル件ですが、2019/03/21 リリース時の「v1.7.3.2」では、この問題が解消されています。Designer のアップデートは、細目に確認/実施して参りましょう…

Designer:複数の CSV を一括抽出

繰り返しの設定は必須 抽出元が複数の Excel である場合は、ワイルドカード「*」の曖昧指定と「%BOOK%」「%SHEET%」の活用ですんなり対応出来ました。では、複数の CSV はどうでしょうか。 手順種『変換(CSV→抽出)』は、『a.入力ファイル名(必須)』項に…

Designer:xobQuery のヘルプページ

ヘルプページ xobQuery のヘルプページはこちらになります。インターネットへ接続出来ない方は、製品をインストールした際に、下図の(いずれの方法でも)階層へアクセスするとヘルプページファイルが確認出来ます。 業務で使用する際には、下図のように手順…

Designer:繰り返し数の判断基準ファイル

項目名が無い CSV 繰り返し処理で、繰り返し数の判断基準となるファイルは、XML 以外にもテキスト(TXT)や CSV 形式も設定可能です。XML は下図のように、データだけではなく項目名持っていますので、項目変数「$(item:"項目名")」も使用可能であり、「$(it…

Excel:拡張子「.xlsx」「.xlsm」「.xls」を意識しないで読み込み、形式判定処理する。

Excelファイル(ブック)の形式で、ビジネス、業務によく登場するのは下記の3種類。拡張子が違うため、Excelブックを読み込む業務アプリケーションでは、普通、判定と処理の振り分けが難しい原因となっています。 .xlsx Excel 2007 以上のExcelブック形式 .x…

Designer:複数のExcelブック、シートから連続してデータを抽出する。

xoBlosのデータ抽出処理でよくあるのが、このケースです。 入力Excelシートの形式が同じである場合、複数のExcelブック、シートからデータを同じように抽出するには、「Excel表から抽出」の設定画面で以下のように設定します。 複数ブックの必ず第1シートか…

Designer:取得データの分離文字が "全角スペース"

使えないなら使えるようにしてしまおう。 生成キーワード『取得データの分離』は、分離の基準となる文字を指定すれば、それを境目に区分けされたそれぞれの情報を取り扱える、便利なキーワードです。しかし残念なことに、この分離文字にスペース(全角)を指…

Designer+xobQuery:様々な "今日日付" の取得方法

有効性と有用性の境目。 入力データから、"今日(システム)日付" を得る手段は、数あります。それこそ――たとえ何処にも明示されていなくとも、xoBlos の内部処理や Excel の関数等で得ることができますので、業務実行時の日付/日時を記録として残したい場…

Designer:Excel表生成処理を更に高速に(キーワード『順序処理』)

[高速生成エンジンを使いますか?] を「はい」に設定することにより、Excel表生成手順の処理速度が、Microsoft Excel で開いて処理するより30倍以上は高速になること。皆様、実感を持ってご存知かと思います。 高速生成エンジンを使っても、まだ遅いと思われ…

Designer+Windows:ピボット作成時に (空白) カテゴリーを作らない方法

次の記事の補足情報です。 Designer:ピボット処理の自動実行 http://xoblos.hatenablog.jp/entry/2017/08/19/233737 上記の記事の方法でピボットテーブル、ピボットグラフを作成すると、ひな形データシートの3行目までを範囲とするため、余分な (空白) カテ…

Designer:ピボット処理の自動実行

次の記事で、Excelでのピボットテーブル、ピボットグラフの作成方法を解説しましたが、ピボットのテンプレートブックを使った、xoBlosでの自動実行処理について記事にします。 ピボットテーブル、ピボットグラフを活用しよう! http://xoblos.hatenablog.jp/…

Designer:セル参照を行番号、列番号指定方式(オフセット方式)にするとメンテナンスしやすい

Excel表からの抽出、Excel表の生成。どちらの手順も、その制御シートでは該当項目の指定に「セル参照」を使います。 例えばExcelシートから、項目1~項目12まで横並びの列(データの先頭は2行目)からデータを抽出する場合を考えてみます。下図の例のように…

Designer:繰り返し処理

繰り返し数の変動対応。 xoBlos は抽出や生成、様々な手順を組むことができますが、いずれの手順も繰り返し行わせることができます。では繰り返しの数はどう決めるのでしょうか。‥‥週次の情報を取り扱うなら「7回」、月次の情報を取り扱うなら「12回」、十二…

Designer:縦軸も横軸も「禁」さえ覚えておけば大丈夫

下図のような資金繰表作成を考えてみます。よくありがちな表形式(縦軸に資金科目、横軸に月)ですが、手作業で作成するのはちょっと大変な表です。 10201 収入利子 10202 配当収入 10203 雑収入 10299 その他 という資金科目(科目コード、科目名)の金額合…

Designer:xobQuery(ゾブクエリ)を活用しよう!

xobQuery(ゾブクエリ)は、xoBlosに標準機能として組み込まれている便利な仕組みであり、以下のようなことができます。 Excelブック、XML、CSVの入出力・変換を、制御シートの仕組みを使わないで実現。 複数CSVファイルのXMLファイルへの変換など、設定が難…