抽出と生成で差が出る役割。
「%Row」は xoBlos の予約語の一つであり、内部で自動的に採番値を作成する面は、抽出も生成も同じです。いずれも採番値に対し 1000000 を加えて先頭に "R" を付けた文字列が入ります。但し、作成するまでの過程に差があります。
先ずは上図――抽出用の「%Row」を設定してみましょう。抽出元には存在しない情報なので、キーワード『対象セル』に「%Row」と設定します。
続いて上図――前述で抽出したデータを用いつつ、生成用の「%Row」を設定してみましょう。キーワード『入力項目名』に、基本データには存在しない項目なので、「#」始まりで項目を設定します。そしてキーワード『固定値』に「%Row」とします。
生成結果です。D列と E列に差が出ましたね。結果からも判断できるかもしれませんが、以下の仕組みの差がありますので、取り扱いにご注意ください。
抽出での「%Row」:抽出元の、データが置いてある Excel 行 No を見ている。 生成での「%Row」:基本入力ファイルの、レコード No を見ている。