生成制御シート「文字列編集」キーワードの「置換」と「全置換」に関しての補足記事です。
リファレンスより抜粋
置換(旧文字列,新文字列,開始位置)
置換(株式会社,(株),12)
旧文字列を新文字列に置換する。開始位置から旧文字列を探して、最初に見つかったものだけ置換する。開始位置は省略可能。
全置換(旧文字列,新文字列,開始位置)
全置換(-,/)
全置換(-,) ←文字列を削除する指定例
旧文字列を新文字列に置換する。開始位置から旧文字列を探して、見つかったものすべてを置換する。開始位置は省略可能。
旧文字列、新文字列にカンマを含めるときは\記号でエスケープする。 例 abc,edf を指定するときはabc\,efgとする。
この記事では、改行記号を置換、全置換するときの方法を解説します。ときどき要件としてある、入力データソースに含まれている改行記号を目印に、項目を分離(セパレート)したいときなどに便利です。
制御シートの「文字列編集」キーワードで改行記号を指定するときは、通常のExcel操作でお馴染みの「Alt + Enter」で入力してください。
以下の指定例では、分離記号として「#」を指定していますが、実際にデータに「#」が含まれることがある場合は、「^」など他の出現しにくい半角1文字に変えて工夫してください。
【制御シート指定例】
【ひな形シート例】
【応用例】
↓ 改行記号を目印に、項目を分離して出力