デザイナ(Designer)の花道

Designer+xobQuery:様々な "今日日付" の取得方法

有効性と有用性の境目。 入力データから、"今日(システム)日付" を得る手段は、数あります。それこそ――たとえ何処にも明示されていなくとも、xoBlos の内部処理や Excel の関数等で得ることができますので、業務実行時の日付/日時を記録として残したい場…

Designer:CSV ファイルの Excel 抽出時の注意点

CSV の正式な確認方法 xoBlos の業務で、入力データとして登場するファイル形式の一つ、CSV。Office を入れられている方からすれば、「Excel の一種!」というご意見が挙げられることもあるでしょう。 しかし Excel と思われてしまうのは、『アプリケーショ…

Designer:要件の汲み取り方

期待する出力結果から判断する。 xoBlos で開発を行う際、要件が専門的で何を行えば良いか困惑することがあります。要件を提示する側とて、表現が困難な場合もあります。そのような時は一つの手段として、先ず期待する出力結果(帳票)から要件を汲み取るこ…

Designer:生成時の「Sheet1」

参照されることが多い記事だったので、次の記事にタイトルを変えて再掲しました。 Designer:既存ブック、シートに生成する https://xoblos.hatenablog.jp/entry/2020/09/20/182747 「Sheet1」って? 上図は、単純な新規生成処理で取り扱われるシート達です…

corabo+Designer:外から渡すパラメータの限界文字数って?

限界文字数は取り扱い先で決まる。 xoBlos の業務に於いて、参照元も参照先も、足りない情報があればユーザ自らが xoBlos を通して伝えなければなりません。その為に、業務実行時のユーザ定義変数(パラメータ)というものが用意されています。 さてこの変数…

Designer:累計/累積データの取り扱い

前回データと今回データを連結させる。 上図のように、今回生成するデータを常に前回生成した最終データの直後に追加出力するという要件は、結構挙げられます。xoBlos は、こういった累計/累積を成す帳票要件に対し、①前回出力結果の抽出、②今回入力データ…

Designer:二つの空欄(Null)

「並べ替え」は区別をしてくれる。 上図のように、一つのブックに複数のシートで情報が分かれており‥‥処理の主要情報は「事業所コード」と「事業所名」の二つであったとします。「data1」と「data2」は一つの抽出制御シートを使い回しできそうですが、「data…

Designer:繰り返し実行指定ファイルの中身が空のときは?

「手順の繰り返し実行」を設定した手順で、繰り返し指定ファイル(パラメーターリスト)の中身が空のときはどうなるでしょうか? 上図のようにデフォルト設定では、その繰り返し手順は警告終了となりますので、後続手順が実行されます。 繰り返し指定ファイ…

Designer:基本入力データから繰り返し数を得る

中間処理を用意。 前回記事で、繰り返し回数は一意にすることを記述しました。2つ方法を挙げたうち、今回は「基本となる入力データから繰り返しの要素となる項目を一意にして抽出しておく」方法を列挙しようと思います。 お相手は上図――前回、問題となった「…

Designer:繰り返し処理

繰り返し数の変動対応。 xoBlos は抽出や生成、様々な手順を組むことができますが、いずれの手順も繰り返し行わせることができます。では繰り返しの数はどう決めるのでしょうか。‥‥週次の情報を取り扱うなら「7回」、月次の情報を取り扱うなら「12回」、十二…

Designer:ファイルの参照順序

複数生成時は、都度前提(雛形)を意識する。 昨日記事で、上図のような生成結果を列挙しました。「ようし自分も試してみよう!」と勇ましく生成を試みた方の中で‥‥異なる結果が出た方はいらっしゃいますでしょうか。 生成部分で、制御シートや業務(.xob)…

Designer:データの比較

XmlMatcher.exe のお仕事。 Designer も corabo も、インストールフォルダ内に[helper]という階層があり、そこに「XmlMatcher.exe」は居ます。当プログラムは業務(.xob)ファイル内でいう、『抽出データ比較』手順にて活躍します。 上図左を変更前、右を…

Designer:複数のデータ抽出

抽出ファイルに入力データの名前を持たせる。 以下の、計 3ブック中――計 6シートのデータを抽出対象としましょう。 data1.xlsx:「Sheet1」「Sheet2」「Sheet3」 data2.xlsx:「Sheet1」 data3.xlsx:「Sheet999」「SortData」 参照するブック名は、いずれも…

Designer:別の業務実行中のエラーメッセージ

「別の業務の実行」手順で、他のxobファイルを呼んで実行する場合、別の業務でのエラー内容がわからないときがあります。 そのような場合は、Designerのトップメニュー [システム]-[ログフォルダを開く] から、xoBlosDesigner.logを開き、ログファイルでエラ…

Designer:抽出データのマージ

並び順の未設定。 上図のように、複数の抽出データを単純にマージしたい場合は、Designer の『抽出データ並替』手順を使います。この手順は並べ替えを主としていますが‥‥並び順(昇順/降順)の具体設定をしなければ、単純マージされます。 ↓

Designer:エラー処理を許容し、業務処理が停止しないようにする

下図の例では、最後の手順で、対象となる月のファイルを閲覧用フォルダにコピーしています。もし、対象となる月のファイルが1個もない場合は、業務プロセスがエラーで終了してしまいます。 この設定例では、そんな場合でもエラーではなく、警告完了するよう…

Designer:ファイルがないときに手順をスキップする

目標(GOAL) 前段処理の状況によっては、入力ファイルや、変換用に参照しているマスターファイルが存在しないときがあります。また、ファイルは存在するが、サイズが0バイトで空のときもあります。これらのケースで、業務処理が停止してしまわないよう、該…

Designer:変数の「実行時に入力する」の真意

連携の発生とは。 「corabo で指定したパラメータ値を Designer が受け取って処理を行う」のは連携が発生していることになります。それは「Designer から Designer」の形態でも同じことが言えます。業務ファイルに設定できる変数は、連携する相手側には勿論…

Designer:2つのxbt/xobファイルを1つにまとめる方法

2つのxbt/xobファイルを1つにまとめる方法 2つの xbt/xob ファイルを、それぞれダブルクリックして2つ Designerで開きます。 コピー元の手順を右クリックし、[手順をコピー] を選びます。手順が複数(2つ以上)ある場合は、Shiftキーを押しながら、該当する…

Designer:抽出するファイル名、シート名にワイルドカード(*)を使う

「Excel表から抽出」手順の、入力するファイル名、シート名の指定には、ワイルドカード(*)が使えます。 上図の例だと、ファイル名に "アンケート用紙" が含まれている、拡張子が "xls" で始まるファイルの、シート名が "アンケート" で始まるシートから、…

Designer:表形式表示アイコンからXML表示するときの留意点

Designer 画面の表形式表示アイコンからのXML表示(テーブルグリッド表示)ですが、すべて数字の項目は数値扱いで前ゼロを表示しない仕様となっているため、前ゼロを含めたXMLデータのチェックには、XMLファイルを直接エディタやメモ帳やIEなどで開いてご確…

Designer:制御シートに値を渡す

次のような制御シートがあり、「選択条件」として、「顧客区分名」が "店舗"、「商品区分名」が "冷凍食品" のデータを選択してインポートしています。 「顧客区分名」、「商品区分名」をDesigner手順から制御シートに渡して設定し、外側から「選択条件」を…

Designer+Windows:環境変数の値を使用する

Windowsの環境変数(ユーザー環境変数、システム環境変数)の値を、xoBlosで使用したいときの方法です。 例えば、ユーザー環境変数 XOBLOS_NENDO に「2016」という値(年度)が設定されているとします。 ファイル名、シート名などを編集する [値の編集] ダイ…

corabo+Designer:ファイル名にタイムスタンプ(システム日時)を付ける

目標(GOAL) coraboの「業務の実行」で作成されるファイル名に、システム日付(YYYYMMDD形式)とシステム時間(HHMMSS形式)を付ける。 Designerでの変数設定 Designerの「業務の設定」画面で、SYS_DATE_TXT 変数および SYS_TIME_TXT 変数を設定します。 De…

Designer:ヘルプ

xoBlos Designer ヘルプは、次のURLからどなたでもご覧になれます。 https://xobdoc.wiki.zoho.com/xoBlosDesignerHelp/