CSVファイルのテキスト一括置換(課題編) https://xoblos.hatenablog.jp/entry/2024/01/26/163018
前回記事の解決編です。
この例での「CSV全行処理:全角スペースを半角スペースに変換」手順は、新設するときは [新しい手順]-[作業変数へセット]-[テキストファイルから] を選びます。
手順の [名前] は任意に好きな名前を付けてください。[処理の動作設定] バー右端の [?](ヘルプ)もクリックしてみてください。
[作業変数定義] の [...] をクリックして、[作業変数定義の編集] 画面で設定します。
この例では、[作業変数の名前] を「LINES」、[マッチ位置の指定] を 「*」にして、[対象:全て、全件(行)] にしています。「*」の意味合いについては、画面下部のガイダンスを参照してください。
[値の編集 Excel式] で SUBSTITUTE(A1," "," ") を指定し、Excelの SUBSTITUTE 関数で半角スペースを全角スペースに全置換しています。通常は、このようにA1セルを文字列置換用に使用します。
ここまでで、変数上での文字列置換は完了しました。
ここまで来たら、[新しい手順]-[変数値の出力]-[テキストファイルへ] を選んで「変数→テキスト」手順を作成し、任意のファイル名を付けて作業変数をテキストファイルに出力します。
[テンプレート文字列] は、全行処理で各行1個で賄えるので、「TEXT」のような任意の名前を付けます。穴埋めスロットの感覚です。
[行の末尾の種類] は「改行(CR+LF)」にしましょう。Windowsの改行コードです。
実行すると、CSVファイルのテキスト一括置換が実現できます。