抽出制御シートの、[出力行の設定]-[スキップする行の色条件] キーワードですが、基本的な使用方法としては、背景色が塗られたセルがある場合、その塗られた色を指定して該当データ(行)をスキップさせるときに使います。
今回の記事では、その派生形の面白い使い方として、背景色(任意の色)が塗られたセルがある場合、その該当データ(行)を逆に抽出する手法をご紹介します。
上手のように、商品名のセルの背景色に任意の色が塗られた行だけを抽出したいとします。
この場合の抽出制御シートの設定例が下図です。
[出力行の設定]-[スキップする行の色条件] キーワードで、J2(商品名)を指定し、その右隣のセル(通常は色を塗る)に、色を塗らない(背景色なし)で指定します。
この手法は、数千件・数万件といった大量データから、一部データをピックアップしたいときに有用です。