制御シートを使用してデータの抽出や生成を行うテストをしているときに、「インデックスが配列の境界外です。」というエラーが出た場合ですが、このエラーメッセージにはアプリ側で確保しているデータ領域を超えている(境界外となっている)個所を参照した、といった意味合いがあります。
例えば、下記のような抽出制御シートがあった場合に該当エラーメッセージが出ます。
出力行の設定 | ||||
スキップする行の条件 | G2 | その他 | ||
出力項目の設定 | ||||
出力項目名 | 年度名 | 年月日 | 営業所 | |
対象セル | A2 | C2 | F2 | |
日時指定 | DATE |
顧客区分名(G列)が「その他」のデータをスキップする指定なのですが、もっとも右端項目の営業所(F列)より右側のデータ境界外を指定しているためです。
次のように制御シートを変更すれば、エラーは出なくなります。
出力行の設定 | |||||
スキップする行の条件 | G2 | その他 | |||
出力項目の設定 | |||||
出力項目名 | 年度名 | 年月日 | 営業所 | 顧客区分名 | |
対象セル | A2 | C2 | F2 | G2 | |
日時指定 | DATE |
「顧客区分名」は判定のみの使用で、抽出するデータには不要のときは、「非出力項目」キーワードで「yes」を指定します。
出力項目の設定 | |||||
出力項目名 | 年度名 | 年月日 | 営業所 | 顧客区分名 | |
対象セル | A2 | C2 | F2 | G2 | |
日時指定 | DATE | ||||
非出力項目 | yes |