corabo:アップロードファイルの取り扱い

業務が紐付いているアップロード画面

アップロード画面に業務を紐付けるということは、「アップロードファイルが業務実行の合図」か「業務でアップロードしたファイルを取り扱いたい」のいずれかの要件があるということになります。‥‥前者は殆ど考えられないかもしれませんが。

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業務実行中にアップロードしたファイルを参照するには、システム変数を活用します。名称(意味)が似ていますが、それぞれの保持している値と役割は明確に分かれていますので、ご注意ください。また corabo との連携になりますので、『d.実行時に入力しますか?』項を「はい」にすることも、お忘れなく。

SYS_INPUTFILE  ‥‥ アップロードしたファイルを処理中に自動保管しておく一時フォルダの絶対パス+ファイル名
SYS_UPLOADNAME ‥‥ 業務が正常終了した際に最終的にアップロード先へ置かれるファイル名

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上図のように、一時フォルダへ一旦コピーすると取り扱い易いです。一時フォルダは「SYS_WKDIR」を活用するのも良いですね。「SYS_INPUTFILE」はパス+ファイル名の内容を持っていますので、前後に別途パスやファイル名を表記する必要がありません。そもそも決められた場所とアップロードファイル名を持っている訳ですから。「SYS_UPLOADNAME」はファイル名称を文字列で持っています。アップロードされなければ決定しない、等の考えはありません。単純にアップロードした場合のファイル名を合わせているという考え方になりますね。