xbtrun(ゾボットラン):-s 業務サイトフォルダ名(site_dir_name)

xoBlos コントローラーで xbtrun をサーバー実行する場合は、必ず -s オプションで業務サイトフォルダ名を指定します。


-f 利益分析.xob -s 経営資料

 この例は、「経営資料」という業務サイトフォルダ(corabo で設定)にある「利益分析.xob」という業務定義ファイルを実行するときのオプション設定例です。

この業務は、タスクスケジューラ、RPA、システム運用管理ソフトなどから自動実行(無人運転)されることもあり、Webアプリ(corabo)から利用ユーザーが手動実行することもあるため、セキュリティチェック、排他制御の考えが必要になるからです。

ただし、完全に無人運転(自動実行)のみの運用で、corabo から起動する必要がない場合は、xoBlos のファイルルートの下に業務フォルダを配置するだけで、corabo での業務サイト設定は必要ありません(-s オプションの指定は必要です)。


xbtrun ヘルプ(-? オプションで表示)より抜粋

-s site_dir_name

(サーバー実行用) corabo のサイトフォルダ名。

このオプションを指定すると、xoBlosサーバーで処理を行います。サイトフォルダとは、corabo 環境(corabo Web アプリが導入されている環境)で、「xoBlosFileRoot」以下に作成される、各「サイト」用のフォルダです。

既定の実行サーバーは、構成ファイル(xbtrun.exe.config)で設定されているものです。corabo と同様のセキュリティチェック、排他制御が行われます。ただし、corabo のサイト変数、corabo のログインユーザーに関連する SYS_ 変数の値は引き渡されません。