今年(2020年)は、Excel生誕36周年(海外での発売は1984年)

マイクロソフト社のチャールズ・シモニーたちが Excel を開発した頃

Excel の海外での発売は、1984年のことです。何と、アップル社のMac表計算ソフトとして発売されました。 Excel の開発にどれぐらいの期間がかかったかは調べていませんが、1984年にいたる1981年~1984年までのコンピュータ関連の主なトピックを、海外と日本とで年表にまとめてみました。

海外 日本
1981 マイクロソフトMS-DOSを開発、表計算ソフト「Multiplan」を発売。IBMが「IBM-PC」を発売し、パソコン市場に進出。UNIX 4.1 BSD(Cシェル)が開発される。 内閣から常用漢字表(1,945字の漢字表)が告示される。東京で「第5世代コンピュータ国際会議」開催。
1982 Sun Microsystems社誕生(UNIX BSD互換機)。MCCが第5世代コンピュータ開発開始。 75万円のワープロ「MY-OASYS」(100万円を切るワープロ)が富士通より発売。ICOTが第5世代コンピュータ開発開始。
1983 表計算ソフト「ロータス1-2-3」全米でヒット。UNIX System-Ⅴ R1発表。 通称「新JIS漢字」の制定。JIS X 0208-1983(6,877字の文字表)が日本規格協会から出される。
1984 スーパーミニコン「VAX86009」(DEC)、新型パソコン「AT」(IBM)、32ビット「マッキントッシュ」(アップル)。Mac表計算ソフト「Excel」発売(マイクロソフト)。DEC社、UNIX 4.2 BSD 互換機ULTRIX発売開始。 坂村健TRON計画」発案。