「編集後削除する列」の補足事項

生成制御シートの「編集後削除する列」キーワードに関する補足事項と留意点をまとめました。


「編集後削除する列」キーワード は以下の動作となります。

  1. 原則として、分類項目であれ、DATA項目であれ、「yes」を指定すれば、最後に(編集後に)削除されます。
  2. 例外として、全項目がDATAで、かつ高速モード(高速エンジンとは関係ないxoBlos固有の高速動作)で動作するときは指定が効きません。全項目がDATAで高速モードにならないケース順序処理の記事を参考にしてください。順序処理の記事では、分類がある場合ですが、分類が無くても高速モードにならないケースは同じ条件です。例えば、「表示形式使用」がどこかの項目に指定(yes)されていると高速モードにはなりませんので、「編集後削除する列」は効きます。逆に分類項目が存在すると、高速モードで動作する場合でも「編集後削除する列」は効きます
  3. 横方向に繰り返しがあるとき(見出し系があるとき)は、注意が必要です。「列ひな形の左上」が指定されている場合、列ひな形のDATA項目に「編集後削除する列」を指定すると、そのひな形から作成された対応するDATA項目のすべての列が削除対象になります。つまりコピー先をずっと追跡しています。「列ひな形の左上」が指定されていない場合(つまり事前に見出し系の値が設定されている場合)は指定された列だけが削除されます。もっとも基本入力の項目でしか指定できないので、指定できる場所は横方向の繰り返しの最初の繰り返しだけですが。
  4. 全般にいえることですが、列の削除のときに、高速エンジンを使用していると、結合したセルの一部を削除できないことがあります。高速エンジンを使わなければ、結合セルの一部も確実に削除可能です。「編集後削除する列」の列の削除は「セル結合」も終わってから行うので、注意が必要です。