デザイナ(ランチャー)を使って、業務を外部から自動実行してみましょう。
この記事は、xoBlos クライアントの環境での説明例になっています。
xoBlos Designer をお使いの場合は、この記事の下部に読み替えの補足があります。
まず仕組みの理解のために、下記のようにコマンドプロンプトでコマンド入力してみてください。xoBlos クライアントをインストールしたフォルダに、cd コマンドで移ります。(インストールしたフォルダが C:\Program Files (x86)\DIT\xoBot Solo の場合の例です。)
cd C:\Program Files (x86)\DIT\xoBot Solo
デザイナ(ランチャー)プログラムは xoBotLauncher.exe ですので、/? オプションを付けて実行し、使用法ヘルプを表示してみます。
xoBotLauncher.exe /?
単純にデザイナ(ランチャー)を開くだけなら、
"C:\Program Files (x86)\DIT\xoBot Solo\xoBotLauncher.exe"
業務定義ファイル(.xbt または .xob)をデザイナ(ランチャー)で開くには、業務定義ファイルのあるフォルダに移った上で、
cd <パス指定>\業務A
"C:\Program Files (x86)\DIT\xoBot Solo\xoBotLauncher.exe" データ抽出.xbt
で開けます。
更に /e オプションを付けて実行すると、
"C:\Program Files (x86)\DIT\xoBot Solo\xoBotLauncher.exe" /e データ抽出.xbt
指定した業務定義ファイルを自動実行し、終了後に画面を閉じます。
「実行時に入力」で設定されている業務変数(パラメータ)は、/p オプションで渡すことができます(複数可)。
"C:\Program Files (x86)\DIT\xoBot Solo\xoBotLauncher.exe" /e /p:営業所="四国営業所" データ抽出.xbt
Windowsタスクスケジューラからbatファイル起動で実行するなど、batファイルから実行することが多いのですが、プログラム名フルパスが長いのが気になる場合は、次のようにsetコマンドを使うと、1か所だけの指定で記述できます。
echo off set PGM="C:\Program Files (x86)\DIT\xoBot Solo\xoBotLauncher.exe" rem xbt(または xob)ファイルのあるディレクトリパス set XOB_Path="C:\Users\xxxxx\Desktop\xxxxx\業務A" cd %XOB_Path% %PGM% /e データ抽出.xbt
xoBlos Designer をお使いの場合の読み替え補足
インストールフォルダが、xoBlos コントローラーとは異なりますので、下記を例にインストールフォルダを指定してください。
cd C:\Program Files (x86)\DIT\xoBlos Designer
プログラム名は、xoBlosLauncher.exe なのですべて読み替えてください。
"C:\Program Files (x86)\DIT\xoBlos Designer\xoBlosLauncher.exe"