2007-2008年「Excelレガシー」再考：レガシーは宝に変わる

2007年から2008年にかけて、日経BP社が「日経コンピュータ」記事などを中心に展開していたキーワードの一つに「Excelレガシー」があります。

ちょうどExcel 2007が発売され、それまでのxls形式（Excel 2003形式）から xlsx、xlsm形式（Excel 2007以降形式）へとファイル形式が様変わりし、旧バージョンと新バージョンとの並行運用などで、企業もちょっと混乱していた時期にあたります。

この「Excelレガシー」は、当時はよく社会に普及したキーワードであり、多くの論点を提供しましたが、この現在（2022年）でもまったく色褪せない重要なキーワード、論点ではないかと思います。

日本企業におけるDX（デジタルトランスフォーメーション）の最大の壁とまで言われる、レガシー（負の遺産、技術的負債）ですが、 2007-2008年当時を振り返って、「Excelレガシー」を現在の視点で再考してみてはいかがでしょうか。

レガシーの負、マイナス面ばかりを強調するのではなく、過去の良い資産（宝）を継承する「Excelレガシー」再生計画、レガシーは宝に変わるといった論点も大変興味深く、現代性に満ちあふれています。日経BP社が運営する技術情報メディア「日経クロステック（xTECH）」で、過去記事の一部が閲覧できます。

（以下、「日経クロステック（xTECH）」サイトへのリンク）

2007.06.25

記者のつぶやき

御意見募集、“Excelレガシー”への対処法 https://xtech.nikkei.com/it/article/COLUMN/20070620/275328/

2007.07.05

“Excelレガシー”再生計画

https://xtech.nikkei.com/it/article/NC/20070703/276513/

2007.07.10

記者の眼

読者10人と考えた「Excelレガシー」再生への道 https://xtech.nikkei.com/it/article/OPINION/20070709/277020/

2008.06.30

“Officeレガシー”は宝に変わる