一年の計はグラフ設計にあり(後編)

一年の計はグラフ設計にあり(前編)
https://xoblos.hatenablog.jp/entry/2023/01/03/171335

前回の記事で、グラフ用のテンプレートシート(「店舗別来客数」シート)が完成しましたので、これを「テンプレート_店舗別来客数.xlsx」というブック名で [TEMPLATE] フォルダに配置します。

TEMPLATE\テンプレート_店舗別来客数.xlsx

生成制御シートの用意

上述のテンプレートシート(ひな形シート)にデータをセットする生成制御シートを用意し、[CTL] フォルダに配置します。

CTL\データ生成.xlsx

固定クロス表集計なので、「行ひな形の左上」「列ひな形の左上」キーワードは指定していません(行ひな形、列ひな形をを使用しない)。「対象部分の右下」キーワードを表の右下位置に指定し、「行・列の作成禁止」キーワードを使用します。

xob(または xbt)業務ファイルの組み立て

[INPUT] フォルダには、抽出データ(xoBlos XMLファイル)が用意されているとします。下図の例では、来客数が事前に集計されていますが、集計前の明細データ(日別来客数の詳細データ)で用意してあっても、「月」の項目が入っていれば上述の制御シートで集計できます。

「ひな形シート名」と出力「シート名」を同じ名前にしているので、既存ブック、シート(テンプレートシート)へインポートして出力されます。

業務の実行でグラフが生成される