Designer:条件分岐による手順の選択実行

「手順の関連」表示

赤枠が出ていない場合は [表示] から [手順の関連] をチェックオンしてください。(必須設定ではありません。設定を見易くするためです。)

「条件判定・待機」手順の設定

[最大待機時間] チェックにおいて、処理プログラム(ロジック)を入れない限りは基本 0秒です。

[チェック条件]  […] をクリックします。

例)抽出してできた「抽出データ.xml」の件数が 0件ではなかったら

[「条件式(JScript)」スクリプトの参照アセンブリ] 通常は空欄で構いません。

この例では、[完了条件] を「条件式(JScript)の結果が真ならば」にしていますが、「条件式(Excel式)の結果が真ならば」にした場合は、評価する条件式を「$(X_rows:"抽出データ.xml")<>0」のようなExcel式で指定できます。

(※ Excel式を指定できるのは、バージョン 1.7.4.1 以降です。)

設定した条件の結果によって、[エラー終了を許容しますか?](エラー終了するか警告継続するか)を「はい」にして警告継続にします。

「条件判定・待機」手順に「作業チェック」などの手順名を付けます。

条件設定後の後続手順に対する分岐判定

後続手順に「前処理が 0件でなかったら行う抽出」などの手順名を付けます。

後続手順を設定します。対象手順を選択した上で、縦書きの「起動・終了の設定をする」ボタンを押下し、[判定条件][…] をクリックします。

左下の [追加] ボタンで、どの「条件判定・待機」手順を条件元にするかのルールを追加します。

設定済みの [手順名] がプルダウンで一覧表示されますので選択します。
設定済みの手順の処理結果毎に、条件反映を「はい/いいえ」で決めます。

「件数チェック」手順の処理結果が『正常』であった場合のみ、実行される手順になりました。先行手順の実行結果が次の時実行します。「正常終了:はい、警告終了:いいえ」

3番目の手順は、「件数チェック」手順で「0件ではなかった」の条件を満たさないと警告終了するので、警告であった場合に当該手順を実行すると設定することで、0件であった場合の実行ケースを実現させます。

先行手順の実行結果が次の時実行します。「正常終了:いいえ、警告終了:はい」

※無論、2ケースで済まない(IF と ELSE だけでなく ELSE IF がある)場合は上図にある「条件判定・待機」手順を具体化、増やすことになります。