Designer:生成キーワード『日時指定』

基本文字列なのを忘れずに!

私達が普段 Excel に日付の値を入力する時は、そのセルの書式に応じて、入力時点の値から自動変換されるパターンがありますね。下図のような例があります。

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日付の手入力は、xoBlos の生成処理で XML から渡される値がセルにあて込まれるのと同じ扱いに成ります。しかし忘れてはなりません。xoBlos で扱われる(XML にある)値は、共通で文字列扱いです。その為、他システムや私達の一見で「見た目日付」である値も、xoBlos は文字列としか意識がありません。

これにより、Excel で真意に日付として扱われる「2019/02/19」を XML に持っていたとしても、文字列が前提であることで、生成時はシリアル値である「43515」が扱われます。これを避ける為に、生成キーワード『日時指定』は活躍します。対象項目の当該キーワードの設定値を「Date」にし、「これは日付(年月日部分)として扱う」ということを、xoBlos に伝えます。‥‥雛形シート上の見出し/分類の走査情報が日付値であって、どうにも上手く生成されない(アンマッチ扱いになる)場合は、本件を気にしてみましょう。

『日時指定』は xoBlos が日付と判断できる値を前提にして、初めて利用できます。無論――例えば「20190219」はただの数値ですので、これに対し日時指定を行っても何も前提付けは行えません。