目標(GOAL)
申込書や申請書、アンケート用紙などフォーム用紙の設計にあたって肝心なのは、回答者の視点に立った、回答しやすい明快な質問文や選択肢の設定であり、ユーザーが面倒でない量の記入フォームの準備にあります。チェックボックスやラジオボタンを使うと、ユーザーフレンドリーで効果的なフォーム用紙が設計できます。
Excelシート上のチェックボックス、ラジオボタンは、コントロールオブジェクトとなっているため、xoBlos 抽出制御シートではそのまま値を抽出できません。
解決手法
上図のような記入フォーム「研究相談申込書」シートの場合、「value」シートのような別シートを用意し、「研究相談申込書」シートのチェックボックスやラジオボタンから値をリンクさせます。この「value」シートは、非表示で持たせても構いません。
「デザインモード」にしてチェックボックスを右クリック → [プロパティ]。[LinkedCell] に "value!A2" を設定しています。
同様に、ラジオボタンも [LinkedCell] を設定します。
チェックボックス、ラジオボタンを作成するには、Excelで [開発] > [挿入] > [ActiveXコントロール] からチェックボックス、ラジオボタンを選択します。
「value」シートの値(TRUE、FALSE)の抽出は、通常の xoBlos 抽出制御シートで指定できます。