手順ドキュメント化ツールを作ってみよう (6)

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制御ブックを入れた [CTL] フォルダ

[CTL] フォルダを見てみましょう。これまで作成した制御ブックである、データ生成0.xlsx、データ抽出0.xlsx の他に、 データ生成1.xlsx、データ抽出1.xlsx と別の制御ブックがあります。

データ生成1.xlsx、データ抽出1.xlsx の方は、下図のような入力条件パラメータ(業務変数)が 定義された xbt(または xob)ファイルに対応したものです。

「入力条件パラメータあり」の場合のひな形シート、制御シート

データ生成1.xlsx、データ抽出1.xlsx は、~0.xlsx をコピーして作成すると効率よく、項目の並び順や項目名が ~0 とは微妙に違う点を定義します。

全項目インポート用のひな形シート(入力条件パラメータなし)【パターン 0】

全項目インポート用のひな形シート(入力条件パラメータあり)【パターン 1】

「手順名」を抽出する制御シート(入力条件パラメータあり)
【パターン 1】

「手順名」に付随した「属性」を抽出する制御シート(入力条件パラメータあり)【パターン 1】

繰り返し(1回)手順設定でパターン 0とパターン 1を切り替える

上図の手順設定のように、pattern.xml の内容で制御ブックを切り替えています。

残りの課題として、この pattern.xml をどのようにして作成するかという問題があります。どのようにxbt(または xob)ファイルから抽出したデータによってパターンを判断し、pattern.xml を作成するかについて、次回解説します。

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