横軸を時系列(年度、半期、四半期、年、月、週、日、時間など)にしたクロス表、推移表のパターンはよく使用されるレイアウトパターンです。
横軸を年度にした推移表のサンプル
https://xoblos.hatenablog.jp/entry/2022/10/25/005312
横軸のインデックス(見出し)が時系列になることが多いのは、会計年度のモデルに沿った金額集計のパターンが、圧倒的にビジネスシーンでは多いからです。
上図は4月が期初の会計年度の例です。1月が期初の場合、7月が期初の場合など、バリエーションに当てはめてください。
時系列が月で横計もあるパターン
目標(GOAL):出力結果Excelブック
入力データ(抽出済み)
ひな形シート
セル D7 には数式 =D6/D5 が、セル F7 には数式 =F6/F5 が入っています。
生成制御シート
ひな形シートのトリック(非表示にしていた列を表示してみると)
セル F5 には数式 =SUM(D5:E5) が、セル F6 には数式 =SUM(D6:E6)が入っています。A列には、大分類の「チャネル」をマッチングさせるキーがセットされています。
列ひな形が複数列あるパターン
目標(GOAL):出力結果Excelブック
月データが3列(計画、実績、差異)あるレイアウトの例です。
ひな形シート
このように、横計の小計が途中に挟まらないレイアウトならば、この時系列推移表パターンが適用できます。
横計の小計が途中に挟まるときは
四半期計や半期計など、横計の小計が途中に挟まるレイアウトの場合は、「横固定クロス集計表」のパターンが適用できます(下図は「縦横固定クロス集計表」の例)。
07 縦横固定クロス集計表
このパターンの解説記事は、後日掲載します。