06 縦可変関数併用

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上図の表の右端のBO~BR列には、ABCDEの記号(クレームレベルを表す記号)が入るように表設計されています。

レイアウト調整のため、ひな形シートでは下図のように、クレームレベルの欄を4列(BO~BR列)で表現しています(4列・3行とってセル結合し、文字列を中央寄せ)。

ひな形(テンプレート)シート

制御シートでは、この10行目から3行分を行ひな形として指定しています。

 行ひな形の左上 A10

 対象部分の右下 BO10

 ひな形の行数または列数 3

ひな形シートの15~19行目には、クレームレベルで件数カウントするCOUNTIF関数が入っています。BO10:BR13は、中央寄せされているため、BO10:BR10でもよいです。

=COUNTIF(BO10:BR13,"A")

=COUNTIF(BO10:BR13,"B")

=COUNTIF(BO10:BR13,"C")

=COUNTIF(BO10:BR13,"D")

=COUNTIF(BO10:BR13,"E")

この例のように、明細行の下の方にCOUNT関数やCOUNTIF関数を入れておいたり、SUM関数やSUMIF関数を入れておく手法はよく使われます。必要に応じて、AVERAGE関数やSUBTOTAL関数などもお試しください。

下図の「10 明細と合計行」の例は、最もよく登場するSUM関数を使うパターンですので、後日別記事として掲載します。

10 明細と合計表