上図の表の右端のBO~BR列には、A、B、C、D、Eの記号(クレームレベルを表す記号)が入るように表設計されています。
レイアウト調整のため、ひな形シートでは下図のように、クレームレベルの欄を4列(BO~BR列)で表現しています(4列・3行とってセル結合し、文字列を中央寄せ)。
ひな形(テンプレート)シート
制御シートでは、この10行目から3行分を行ひな形として指定しています。
行ひな形の左上 A10
対象部分の右下 BO10
ひな形の行数または列数 3
ひな形シートの15~19行目には、クレームレベルで件数カウントするCOUNTIF関数が入っています。BO10:BR13は、中央寄せされているため、BO10:BR10でもよいです。
=COUNTIF(BO10:BR13,"A")
=COUNTIF(BO10:BR13,"B")
=COUNTIF(BO10:BR13,"C")
=COUNTIF(BO10:BR13,"D")
=COUNTIF(BO10:BR13,"E")
この例のように、明細行の下の方にCOUNT関数やCOUNTIF関数を入れておいたり、SUM関数やSUMIF関数を入れておく手法はよく使われます。必要に応じて、AVERAGE関数やSUBTOTAL関数などもお試しください。
下図の「10 明細と合計行」の例は、最もよく登場するSUM関数を使うパターンですので、後日別記事として掲載します。
10 明細と合計表